イスラム教徒だけでなく、食品安全性に敏感な消費者層からも指示を集めています。

ハラルフードとは

ハラルフードとは何でしょうか。

それは、簡単に言うと、イスラム教の法律にしたがって準備された食べ物のことです。
例えば、イスラム教では牛の育て方や屠殺の方法などが細かく戒律で決められていますが、それに沿った仕方で処理された肉はハラル認証というものが与えられ、その材料を使って調理された食事をハラルフードといいます。

 

イスラム教を信じる人は世界に20億人以上いると言われ、2050年にはキリスト教を抜いて世界一位の宗教になると予測されています。それゆえに、このハラルフードの市場は非常に可能性のある分野として各界から注目を集めています。
日本でも、マレーシアやインドネシアからの観光客がビザの規制緩和により増えていますので、観光業や食品業界がこのハラルフードに高い関心を寄せています。

 

さらに、ハラル認証を得るためには厳しいチェックを製造業者が受けます。
ハラル認証を受けた食品は安全だという意識が消費者の間で高まってきており、イスラム教ではない人でも率先して買うようになってきています。

 

このハラルフードを作るというのは簡単なことではありません。

 

例えば、株式会社フィードイノベーションでは、自社で生産しているお米、あきたこまち胚芽米がハラル認証を受けましたが、その時の調査で、水田の周り3㎞に豚舎がないかをチェックされたり、精米工場で使う潤滑油に豚由来の成分が入っていないかまで確認されたりしたようです。
また、調理の時もアルコール成分が入っている醤油や味噌を使うことができなかったり、豚肉に使ったことがある調理器具を使ったりすることも許されていません。

 

ハラル認証を得ているお米

ですから、ハラルフードを提供するにはいくつかの注意しなければならない点がありますが、年々増え続けるイスラム系の観光客をもてなすためにも必要であると多くの業者がハラルフードのノウハウを学ぼうとしています。
その点、日本料理に欠かせないお米にハラル認証を得ているフィードイノベーションには多くの業者が事業の展開に関してアドバイスを求めています。

 

安全面でも注目が集まっているハラルフードの認知はこれからますます広がっていくことでしょう。