コンビニ開業の際に必要な初期費用とは?
コンビニを開業する際には、「加盟金」というフランチャイズ契約をする際に支払う初期費用が必要です。
加盟金を支払うことで、フランチャイズ本部のブランドを使用できたり、経営ノウハウやサポートを受けたりできます。
内訳は、基本的に開業準備手数料、開業出資金、研修費が含まれています。
今回は、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのコンビニ大手3社の加盟金を比較しました。
コンビニ大手3社の加盟金比較
コンビニフランチャイズの契約は、主に以下の2種類に分かれていることがほとんどです。
種類によって加盟金とロイヤリティ(本部に毎月に支払う手数料)が変わってくるので、契約する前にどちらの方が自分に向いているかをチェックしてみてください。
お店の建設費、内装設備費を本部が負担するため初期費用が安く抑えられるのがメリットです。その代わり、ロイヤリティが高くなるケースが多くなります。
お店の建設費・内装設備費を自分で負担するので初期費用が多めにかかります。一方、ロイヤリティが安くなるため長期的に見ると費用削減につながるのがポイントです。
それでは、次に大手3社の契約内容の詳細を見ていきます。
セブンイレブンの場合
セブンイレブンのフランチャイズ契約は2種類あります。
- Aタイプ:土地と建物オーナーが用意する
- Cタイプ:土地と建物は本部が用意してくれる
加盟金
Aタイプ
研修費 | 50万 |
---|---|
開業準備手数料 | 100万円 |
開業時出資金 | 150万円 |
合計 300万円
Cタイプ
研修費 | 50万 |
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開業準備手数料 | 50万円 |
開業時出資金 | 150万円 |
合計 250万円
ファミリーマートの場合
ファミリーマートのフランチャイズ契約の種類は4種類あります。
- 1FC-C:土地・建物は本部が負担し、内装設備工事費はオーナーが負担する
- 2FC-N:土地・建物・内装設備工事費は全て本部が負担する
- 1FC-A:土地・建物・店舗・内装工事費は全てオーナーが負担する
- 1FC-B:土地・建物・店舗をオーナーが負担し、内装工事費の一部を本部が負担する
加盟金
加盟金 | 50万 |
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開店準備手数料 | 100万円 |
元入金 | 150万円 |
合計 300万円(税抜)
ローソンの場合
ローソンもセブンイレブンと同じく、本部が土地を用意する場合と自分で土地を用意する場合の2種類の契約がありますが、加盟金の金額は変わりません。
- FC-Cn:本部が土地と建物を用意する場合
- FC-B4:自分で土地と建物を用意する場合
加盟金
研修費 | 50万 |
---|---|
開店準備手数料 | 50万円 |
合計 100万円(税抜)
※開店準備金50万円が別途必要です
初期費用を抑えたい場合はローソン
大手3社の加盟金を比較してみると、初期費用を安く抑えたい場合はローソンがおすすめです。
転居費支援金100万円(適応条件あり)も支給されます。
一方、ブランド力でいえば、コンビニ業界においてトップクラスの業績を誇るセブンイレブンに勝敗が上がります。
ちなみにセブンイレブンも転居費を支援しています。
ファミリーマートは、さまざまな契約条件があるので自分に合ったものを選びやすいのが魅力です。61歳以上70歳以下の「シニア加盟制度」というサポートもあります。
気になる条件がみつかった方は、まずは各コンビニの説明会へ足を運んでみて下さい。
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