コンビニ開店までには長い道のりがある
世の中に何万店舗とあるコンビニ。
空いてる土地が埋まったと思えば、ここもコンビニ…という感情を抱いたことが1度や2度、身に覚えがないでしょうか。
しかし、コンビニ開店は思っている以上に簡単な道のりではありません。
コンビニオーナーのほとんどが契約するであろうフランチャイズ形式に習って、オープンまでの道のりを学びましょう。
フランチャイズ経営までの流れ
①:加盟店舗を絞り込む
フランチャイズ契約をしているコンビニは複数あります。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど、どの会社の看板を借りて経営するか慎重に検討しましょう。
サービスの特徴、差別化ポイント、財務状況などのホームページで分かる情報を纏めた後、目当てのコンビニの説明会に参加して現場の声を聴くという流れがオススメです。
②:面談
説明会の流れで、希望者を募って第1次面談が行われます。
多くの場合は面接ほどしっかりとした質疑応答は求められません。
説明会で生じた疑問点、もしくは不安に感じた点など赤裸々に質問しましょう。
場合によっては、当日参加しているオーナーに直接質問する機会を設けて貰えます。
もやもやした状態は面談で解消して次のステップに進むようにしましょう。
③:物件の選定、現地調査
1度、もしくは2度の面談を経た頃には、フランチャイズ本部とオーナーの間である程度現実みを帯びた話を進めていきます。
そうなると次のステップは物件選びです。
出店を希望する地区、家族の状況、準備の状態などを確認して本格的な出店を見据えた店舗選定を行います。
④:契約
フランチャイズ本部によって違いはありますが、出店場所まで決めた段階で最終面談が行われます。
1次面接からある程度日が経ち、家族の中でも現実を受け止めて赤裸々な話を終えてる頃でしょう。
ここで最終的な意思を確認すると共に、契約書が渡されます。
この際に渡される契約書は、しっかりと吟味した後にサインをしましょう。
場合によっては一度持ち帰り、最終的な家族会議を終えた後に返事をしても良いくらい慎重に行うべきセクションです。
⑤:開店
契約を終えると本部による数日程度の研修が待っています。
未経験者の場合はフランチャイズ契約を行う前に数ヶ月かけて研修を積み重ねることも可能です。
研修や先輩からのアドバイスを貰って十分な能力が備わったとき、晴れて自身の店舗を開店します。
苦労して準備をしてきたお店のキーを渡される瞬間は、格別なものです。
苦労の先に納得のいくお店が出来上がる
今回は簡単に5ステップで開店までの道のりを紹介しましたが、必要に応じて本部の方と面談する回数は増えます。
納得がいくまでしっかりと話し合いましょう。
当然ながら、開店してからが経営の本番です。
苦労してオープンした自分のお店を長続きさせるために、努力し続けることが大切なのではないでしょうか。